家族信託という選択肢(遺言、成年後見に加えて)

2019/11/29 ブログ
セミナーチラシ

代表の江部が会員となっている荻窪青色申告会主催の「家族信託セミナー」が11月28日にウェルファーム杉並で開催されましたので、参加してまいりました。

 

メインはファイナンシャルプランナーの川嵜信二先生による1時間の講義です。

私は、家族信託についてある程度の知識はありましたが、かなり複雑な面があり、全部を理解できているとは言えません。

予備知識のない方に1時間で説明するのは難しいのではないかという懸念があり、それが逆に参加の動機になりました。「どのように説明するのかな?」ということです。

 

結果として、大変わかりやすく有意義な講演でした。

資料も見やすく、お話も年齢層(ご高齢者が多い)に合わせて聞きやすい速度で、しかし法律的な要点もしっかり説明しておられました。

 

今後もいろいろな機会で講演されることと思いますので、川嵜信二先生の名前を目にしたら、ぜひ参加いただくことをお勧めします。

 

 

 

 

イラスト笑顔の家族

講演会後に「そんなことが本当にできるのか?」という趣旨の質問がありました。素晴らしい内容に思えるが、実現は困難なのではないか、という懸念ですが、言いたいことはわかるような気がします。質問者は「もしそれが実現できるなら素晴らしい」と思ったわけですから、個別に課題をクリアして、実現してあげることが専門家としての私たちの使命です。

 

また「どこに相談に行けばよいのか」という質問もありました。

「みかづき司法書士事務所です」と答えたいところです。まだまだPR不足であると痛感しました。

一番わかりやすい家族信託のはなし

(↑ こちらの本の著者「川嵜」先生も家族信託の専門家。お身内ですかと伺ったら、そうではなくて偶然とのことでした。)

 

 

家族信託は、高齢化社会や認知症リスクに対応し、成年後見制度や遺言制度にない効果を発揮する場面が多く、今後、需要は増加するだろうと思われます。

 

私は家族信託の内容に精通し、また新しい情報も積極的に仕入れて、お客様に自信をもって提案できることを目標とします。

 

専門家に相談する際には、「家族信託」「成年後見」「遺言」それぞれのメリットをきちんと説明でき、広い選択肢から提案してくれる方を選ばれることをお勧めします。