「電話リレーサービス」に期待します
2021/03/29
ブログ
3月27日(土)にNPO法人日本手話教師センター主催の「電話リレーサービス」についての特別講演会をWEB視聴しました。
今年7月1日開始予定のサービスについて、概要を知ることができました。
音声での通信ができない聴覚障がい者にとって、とても良い制度だと思いますし、普段特に考えず当たり前に電話を使っていることについて、考えさせられる機会になりました。
「電話リレーサービス」は聴覚障がい者と、電話の相手方の間に、手話通訳者が入り、聴覚障がい者⇔(テレビ電話にて手話)⇔手話通訳者⇔(音声通話)⇔相手方 というリレーをすることにより、電話という情報伝達の機会を提供しようという制度です。
その際に問題なのは、電話の「相手方」である私たちの知識や態度です。
手話通訳者は本人に代わって話しているのであり、電話の相手は手話通訳者ではなく、その先にいる聴覚障がい者です。
当事務所では、聴覚障害を持つ方の相談を積極的に受けてゆく方針ですので、「電話リレーサービス」で相談が寄せられることを心からお待ちしていますし、周囲に積極的に制度の内容をPRして行こうと考えています。
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